U-17女子サッカーワールドカップ2024ドミニカ大会について

サッカー

未来のなでしこジャパンを発掘する意味でも注目に値するU-17女子サッカーワールドカップ2024大会がドミニカ共和国にて10月16日から11月3日まで開催中。

この大会はFIFA主催の女子U-17カテゴリーの国際大会として8回目にあたり、16カ国が出場。

大会の出場チームはホスト国のドミニカ共和国のほか、ブラジル、コロンビア、アメリカ、日本、スペインなど、各地域の予選を通過した男子サッカー界でも強豪国が出揃っている(日本はまだ微妙な立場)。

大会はグループステージから始まり、上位2チームがノックアウトステージへと進出。

各参加国のグループステージ結果

​グループA 順位表

順位チーム得点失点勝ち点
ナイジェリア🇳🇬
エクアドル🇪🇨
ドミニカ共和国🇩🇴-3
ニュージーランド🇳🇿-7

グループB 順位表

順位チーム得点失点勝ち点
スペイン🇪🇸10
アメリカ🇺🇸
コロンビア🇨🇴-3
韓国🇰🇷11-10

グループC 順位表

順位チーム得点失点勝ち点
北朝鮮🇰🇵1110
イングランド🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿
ケニア🇰🇪-4
メキシコ🇲🇽10-6

グループD 順位表

順位チーム得点失点勝ち点
日本🇯🇵
ポーランド🇵🇱
ブラジル🇧🇷
ザンビア🇿🇲-6
ピチーチ
ピチーチ

こうして改めて見ると男子サッカーには馴染みの薄いザンビア、ケニア、ドミニカといった国々が出場しているのが実に興味深い。

FIFA U-17女子ワールドカップの歴史

2008年に第1回大会がニュージーランドにて開催。

以後開催地はこれまでにトリニダード・トバゴ(2010年)、アゼルバイジャン(2012年)、コスタリカ(2014年)、ヨルダン(2016年)、ウルグアイ(2018年)、インド(2022年)と、2年ごとに世界各地を巡回。*2020年は中止

ちなみに日本は2014年のコスタリカ大会で初優勝を果たしA代表のなでしこジャパンと同様にリトルなでしこも強豪国の一つとして世界的に認知されている。

過去の最多優勝国は北朝鮮とスペインが2回ずつで他は韓国、フランス、日本がそれぞれ1回ずつ優勝経験がある。

日本はベスト8でイングランドにPK戦の末、敗退

日本2ー2イングランド PK 1対4 でイングランド勝利

以下ベスト8の結果

ナイジェリア0−2アメリカ

ポーランド0−1北朝鮮

エクアドル0−5スペイン

ベスト4の結果は以下の通り

アメリカ0−1北朝鮮

イングランド0−3スペイン

決勝は11/4 北朝鮮対スペイン(3位決定戦も同日)

日本は残念ながらベスト8止まりではあるがこの中から4年後のオリンピック代表に何人選出されるかどうかで女子サッカー界、WEリーグの将来に大きく影響しそうである。

まとめ:将来有望な選手達が今後WEリーグを席巻していくか注目しよう

以下21名が今大会のリトルなでしこメンバー。

この中から数年後何人がA代表に選ばれ定着していくのか今からチェックしてみるのも面白い。

GK

・12 坂田湖琳(開志学園JAPANサッカーカレッジ)

・21 熊澤果歩(三菱重工浦和レッズレディースユース)

・1 福田真央(JFAアカデミー福島)

DF

・6 鈴木温子(日テレ・東京ヴェルディメニーナ)

・4 太田美月(大商学園高)

・3 牧口優花(セレッソ大阪ヤンマーガールズU-18)

・17 朝生珠実(日テレ・東京ヴェルディメニーナ)

・2 青木夕菜(日テレ・東京ヴェルディメニーナ)

・15 本多桃華(十文字高)

MF

・8 木下日菜子(セレッソ大阪ヤンマーガールズU-18)

・14 眞城美香(日テレ・東京ヴェルディメニーナ)

・7 菊地花奈(マイナビ仙台レディースユース)

・11 根津里莉日(ジェフユナイテッド市原・千葉レディースU-18)

・5 榊愛花(JFAアカデミー福島)

・20 平川陽菜(三菱重工浦和レッズレディースユース)

・16 福島望愛(JFAアカデミー福島)

・18 佐野杏花(JFAアカデミー福島)

FW

・9 佐藤ももサロワンウエキ(大商学園高)

・19 辻あみる(三菱重工浦和レッズレディースユース)

・13 津田愛乃音(マイナビ仙台レディースユース)

・10 古田麻子(セレッソ大阪ヤンマーガールズU-18)

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