昨年度に引き続き2年連続で学生審判員の登録不足が原因でペナルティを課せられた。
異例の処分決定でリーグ戦は一気に最下位転落になってしまった。
ただ、今までの得点記録や、チームの得失点差は取り消されないようだ。
2年連続での失態により学校側にもイメージダウンがつきまとう格好となった。
学生審判員の登録不足って何?学生審判員の募集ってやってるの?
2年連続での失態を考えるとはっきり言って確信犯的要素大!
私ピチーチも知らなかったが現行では大学サッカー界において学生審判員が各大学必要であるということで義務付けられていたが2年連続で満たしていなかった。
ここで問題なのが、「昨年に続き」というところで注意勧告を受けていたにもかかわらず結果的に無視し勝ち点剥奪というお粗末すぎる結果に。
気の毒なのがプレーする学生達。
リーグ戦の結果次第でプロに行けるかいけないかという将来の進路にも大きく影響する。
っていうか大人は何やってんだ!と叫びたくなる。
いつの時代も大人のせいで大体は子供が犠牲になるのが常であってはならないと思う。
昨年度から注意を受けているのに問題を後回しにする旧態依然っぷりが大学サッカー界でも蔓延しているとしたら大問題だ。
ちなみに明大サッカー部といえばかつては長友選手、古くは横浜マリノスでプレーした木村和司さんなど大学サッカー界でも有名である。
見ている側から大学サッカーの魅力、学生ならではのクリーンなイメージを定着させるには少し時間がかかりそうだ。
協会には大学サッカーも注目されるような取り組みを期待したい!
これを機にこの問題を日本サッカー協会全体で考えてほしいものだ。
現会長の田嶋幸三会長も筑波大学サッカー部出身で大学サッカーには精通しているはず。
日本サッカー全体のレベルアップには選手だけでなく、各メディア、クラブ、協会、ファン、審判などそれぞれが協力しインフラの整備も含めて強化していかないとW杯で優勝とはちょっと非現実的である。
「サッカーの審判になりたい」
そう思ってくれる人たちが一人でも増えていかないと今回の件と同様の問題は今後も出てくることであろう。
Jリーグ生誕30年を声高に叫ぶ前にやるべきこと、見つめ直すべきことは山積みである。
今回の一件が氷山の一角でないことを切に願う。
それではまた。
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