ユーロリーグ決勝はセビージャ1-1ローマでPK戦により4-1で歴代最多通算7度目の優勝を飾ったセビージャってどんなクラブ?そう思っている方もいるとおもう。
スペインのアンダルシア地方のセビリアを本拠地とする。
スペインのサッカーと言えばレアル・マドリーとFCバルセロナの2大ビッグクラブをイメージするが、かつてはマラドーナやクロアチア代表のスーケル(98年フランスワールドカップ得点王)、現在アトレティコ・マドリー監督のシメオネ、スペイン代表歴代最多キャップを誇るセルヒオ・ラモスなどが在籍していたクラブ。
セビージャFCについて
国内のタイトルはラ・リーガを1度(1945-46)、コパ・デル・レイを5度(1934-35、1938-39、1947-48、2006-07、2009-10)獲得している古豪である。
創設年は古く1890年、クラブカラーは赤と白、ライバルクラブは同街をホームとするベティスでセビージャダービーはスペイン国内では最も過激で熱い有名なダービーの1つに数えられる。
現監督はかつてバスク地方のエイバルに所属していた乾貴士を指導経験のあるホセ・ルイス・メンディリバルなので日本人には馴染みがある人である。
ホームスタジアムは「エスタディオ・ラモン・サンチェス・ピスファン」でサッカー専用スタジアム。
スペインW杯の準決勝、西ドイツvsフランスの試合が行われた会場でオールドサッカーファンなら誰もが知る由緒あるスタジアムと言っていいだろう。
大雑把に簡単な説明で言うとこんな感じであろう。
現選手で最も有名な選手というよりクラブの顔とも言うべき存在はヘスス・ナバスだ。
個人的にこの選手はかなり過小評価されている選手であると思う。
プレーの特徴は右サイドのスペシャリストといったところか。
右サイドバック、右サイドハーフ、右ウイングと3つのポジションをこなすマルチタレントである。
2013-17の4シーズンはプレミアリーグのマンチェスター・シティに所属していたがほとんどの歳月をセビージャで過ごしてきた、まさに生ける伝説ミスターセビージャであろう。
日本では馴染みないクラブ名だがかつて前園真聖が横浜フリューゲルス時代にオファーが来たことをテレビで話していたので知っている人は知っているクラブだ。
今シーズンのリーグ戦はイマイチで現在11位と最終節は勝っても負けてもどっちでもいいような立場だがEL制覇できたのだからもう少し上の順位で終わりたいところである。
ちなみに最終節の相手は久保在籍のレアル・ソシエダである。
果たして結果はいかに。
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