昨日のバイエルン・ミュンヘン来日特集したところで、今期のブンデスリーガを振り返ってみよう。
今季のリーグ戦11連覇となり史上最多となる33回目のリーグ優勝を飾ったのはバイエルン・ミュンヘンであるが、もうそろそろこの勢いは止まるかも。
来季の展開予想もしつつ今季をざっくり振り返ってみよう。
バイエルン・ミュンヘン11連覇
他を圧倒するとはまさにこのことであろう。
では遡ること12年前のリーグ優勝はどこかといえば香川真司がかつて在籍していたボルシア・ドルトムントである。
そのドルトムントが今季バイエルン11連覇阻止最大のチャンスを逃してしまった。
最終節で勝てば久しぶりのリーグ制覇であったがマインツ相手に引き分けてしまった。
前半でPK獲得も失敗してしまい、たらればを言っても無駄だがこれが入っていれば優勝したのではと思えてしまう。
一方のバイエルンはアウエーながらきっちりと勝利し他力本願ながら今季もリーガ制覇となった。
来季もバイエルン・ミュンヘン独走状態は続くのか?
バイエルン・ミュンヘン1強時代に終止符を打てる対抗馬は今のところドルトムントぐらいだろうが2位以下上位の3、4クラブがバイエルンに勝てるようであれば面白いし、UEFAランキングもトップになるだろう。
ブンデスリーガは見方によるとバイエルンが強すぎてつまらない
結局の所、国内リーグで切磋琢磨できない(スペインにおけるレアル、バルサ、アトレティコの上位クラブの争い)無風状態でいるとヨーロッパのコンペティションで勝てないような気がする。
同様に日本代表にも言えるがアジアで独走し、いつまで経っても韓国とアジア1位を争っているようではワールドカップ本戦も勝てない。
バイエルンのライバルクラブがあと2クラブくらい出てくるとブンデスリーガも面白そうである。
日本人選手の動向
ドイツはヨーロッパの中でもたくさんの日本人選手がプレーしているので注目度も高いがヨーロッパのカップ戦(CL、EL、ECL)に出場している選手はどれだけいるだろうか?
代表戦における各国の戦力を見るバロメーターとしてはCL出場している選手が何人いるかだと思う。
日本人は圧倒的に少ないがCLとまでいかなくてもせめてEL、ECL出場できるクラブには在籍していてほしい限りだ。
2年連続で降格争いを演じたかつての古豪シュツットガルトには日本人選手2人いるがその2人が現在の日本代表の中心選手というのもちょっと悲しい事実である。
眼を見張るのがやっぱり長谷部誠だろう。
リーグ最年長で来シーズンもフランクフルトでプレーしそうだ。
鎌田の移籍先がドイツ国内ではないという報道がされており、今日本人選手でもっとも注目を浴びているのが長谷部誠なのをみると他の若い世代の選手達に奮起を期待したい。
年齢的なことで注目を集めている感は否めないが、それだけではないところに長谷部の選手生活を支えているような気がする。
・今シーズンのトップ6の順位は下記の通り
1 バイエルン
2 ドルトムント
3 RBライプツィヒ
4 ウニオン・ベルリン
*上位の4クラブは来季のCL出場
5 フライブルク
6 レヴァークーゼン
*5、6位の2クラブ来季EL出場
まとめ:バイエルン中心は変わらずだか
1強時代に終止符が打たれるか?最大の焦点はここでしょう。
日本人選手も多く注目度は高いがヨーロッパのコンペティションでのパフォーマンスを披露しないと、いつまで経ってもビッグクラブへの移籍はない。
選手自身がヨーロッパへ渡ったことで日本代表選出の可能性が上がり安住の地になりつつあるドイツ、ドイツ以外のビッククラブへの架け橋になりそうな国。
今後そんな予感がするのである。
それではまた。
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