結果だけ見ると日本6−0エルサルバドルで楽勝の相手だった。
日本代表のスタメンは以下の通り
GK 大迫
DF 菅原 板倉 谷口 森下
MF 堂安 守田 旗手
FW 久保 上田 三笘
国際親善試合では結果は二の次
前半だけで4ゴールという試合は日本代表でかつてあっただろうか?
前半3分に相手に退場者が出たとはいえ、ここまでのワンサイドゲームも珍しい。
25分、久保のゴールが決まった時に試合そのものの結果は99%勝ちがわかっていただけに後半の戦い方には少し残念だった。
システムを4−3−3からスタートし、選手交代も含めて個々の能力を試す意味でも違うポジションでの適応・対応能力を図ることはできなかったのだろうか?
特に前半だけで4ゴールとなると相手のモチベーションも下がり後半は激しくコンタクトしてくる様子もないからこそ、色々なバリエーションを試みてほしかったというのが正直な感想である。
3−4−3、4−4−2、4−2−3−1、4−2−4などマイボール保持の場合、相手がボールを保持している場合などできるだけ事細かに森保監督には説明する責任がある気がする。
興行的側面を考慮するならば、レビュー・プレビューは必須である。
森保監督の発言
試合前、試合後の記者会見でもどれほど炎上を恐れているのかわからないが、ありきたりの発言を聞かされると面白みに欠ける。
ヨーロッパ組をこれでもかと言わんばかりに呼び寄せるのはやはり興行的側面は無視できないことの現れだろうが、であるならば監督のリップ・サービスも必要不可欠ではないか?
記者会見でのやりとりでも眼を見張るような「おや!?」といった心に残るフレーズみたいなものが一切ない監督というのもまた珍しい。
A代表の監督はその国の顔であって、その自覚がないのか?はたまた協会からの圧力が働いているのか?
いずれにせよファン離れが怖いと言うならば監督自身のパフォーマンスを変える必要がある。
まとめ:親善試合は次戦に課題が残るもの
今回のエルサルバドル戦でできたこと、できなかったことは何なのか?
次戦のペルー相手に何を試みるのか?
選手起用法も含めて3年後を見据えた逆算での戦術が見ているファンにわかるような戦い方、監督の説明があれば幸いである。
次戦はこの選手がこのポジションでプレーしているといったことが意図的でわかるような選手起用をしてほしい。
次戦に期待しつつ、監督のパフォーマンスにも注目したい。
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