先日、NBAレイカーズ所属の八村塁が再契約したニュースを見たがその数日後、日本とフィリピン開催のバスケットW杯を欠場することも発表された。
苦渋の決断らしいが当然といえば当然の話である。
来シーズンに向けて万全の準備のためにしっかりと休養するということである。
レイカーズでも確固たる地位を築けていない現状を考えると今季のプレーいかんでは再度トレードに出され俗に言うジャーニーマンになる可能性が高い。
そう考えると同じNBAプレイヤー渡邊雄太の出場は思い切った英断なのか?どうか?微妙である。
先日フェニックス・サンズとの契約が発表されたが八村塁よりも置かれている立場はかなり厳しいと予想する。
日本代表のトム・ホーバス監督にとっては痛い戦力ダウンだがある程度は予想できた話ではないだろうか?
サッカー日本代表に見る選手選考&辞退について
メディアの報道を見ると大方は仕方がないといったところか、八村塁の決断に賛成している感じだ。
ファンも八村塁に批判的な意見を言う人は少なそうである。
この話、バスケ界では結構当たり前の話でNBAで活躍する外国人選手達は自国に帰ればスーパースターだが所属チームでスタメンでない選手達はいつも当落線上にいる。
現在NBA所属の外国人選手が何人いるか分からないがこのオフ期間中の国際大会はみな欠場する選手が圧倒的多数を占める。
その行為自体が全くと言ってよいほど批判されていない。
ではサッカーではどうか?
ヨーロッパでプレーする日本代表選手達が代表を辞退するシーンはよっぽどの怪我でない限りまずお目にかかれない。
「代表に選ばれることは日本人にとって誇りである」
そりゃ、そうだよな!よく聞く話だけどちょっと押し付けてる感があるのが嫌だね。
私ピチーチが常に言っているがヨーロッパでプレーする選手達は自身の所属クラブで確固たる地位を築き上げる為にも監督・協会は招集しないでほしい。
呼ばれた選手達は断るに断れないので仕方なく帰国させられている感がある。
断った暁には日本全国総バッシングを受けそうな雰囲気がありそうなのが嫌でたまらない。
協会は選手達をメディア・ファンから保護する役割も果たさなければならない。
まとめ:代表辞退は悪くない
バスケットに限らずサッカーでもそうだが各選手のコンディションが良くても八村塁のように自身のキャリアのために断ることは大切であるし、そういった行為に対して賛同すべき社会であってほしい。
日本代表に選ばれることは名誉・誇りであることには疑いの余地はないが、せめてヨーロッパのシーズン中の国内親善試合には呼ばないでほしい。
将来こんなことが当たり前になるサッカー界であってほしい。
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