フットボールを愛する皆様、ご機嫌いかがでしょうか?
今回取り上げるのはボルシアMGである。
本日行われたドイツブンデスリーガ第3節ボルシアMG対バイエルン・ミュンヘンの試合は、オールドサッカーファンならかつてのダービーマッチである。
イタリアで言うところのユベントス対インテル、スペインで言うところのバルセロナ対レアル・マドリーと匹敵する対戦である。
今夏、プレシーズンマッチで来日したバイエルン・ミュンヘンは世界的知名度の高い超名門ビッグクラブであるがボルシアMGも知る人ぞ知るドイツが誇る古豪クラブである。
ちなみに試合は1−2でバイエルン・ミュンヘンの勝利でした。
ボルシアMGの1ゴールは板倉滉のヘディング弾だった。
ボルシアMGについて
ボルシア・メンヒェングラートバッハはノルトライン・ヴェストファーレン州メンヒエングラードバッハを本拠地としたクラブ。
メンヒェングラートバッハ、グラードバッハ、略称のボルシアMGとしても知られる。
日本人ではかつて大津祐樹が在籍していたクラブということもあり馴染みあるクラブと言えるだろう。
地元での人気は高く、ホームスタジアムをシュタディオン・イム・ボルシア・パルクへと移した2004-05シーズン以降の4シーズンは、2部でのシーズンとなった2007-08シーズンも含めて4万人以上の平均観客動員を記録している。
特に1部でのシーズンであった2004-05から2006-07シーズンの間は47,000から49,000人の平均観客動員を記録した。
1969年6月には訪日し、日本代表と4試合を行い、3勝1分であった。
概要
1970年代に黄金期を迎え国内外で強さを発揮しへネス・バイスバイラー(ケルン監督時代に奥寺康彦をドイツに呼んだ張本人)やウド・ラテック監督の指揮下で、アラン・シモンセン(デンマーク出身、1977バロンドール受賞)や西ドイツ代表のギュンター・ネッツァー、ベルティ・フォクツ(後のドイツ代表監督)、ウリ・シュティーリケ、ユップ・ハインケスらを擁し、リーグ優勝5回、UEFAカップ優勝2回などを果たし、1976-77シーズンのチャンピオンズカップ でもファイナルに進出するなど、国内外屈指の強豪クラブであった。
国内外タイトル
- ブンデスリーガ:5回 1969-70, 1970-71, 1974-75, 1975-76, 1976-77
- DFBポカール:3回 1959-60, 1972-73, 1994-95
- DFLスーパーカップ:1回 1976-77
- UEFAカップ:2回 1974-75, 1978-79
古豪復活なるか
ドイツ・ブンデスリーガは昔からバイエルン・ミュンヘン1強なのである。
長いブンデスリーガの歴史の中で唯一絶対王者バイエルン・ミュンヘンに立ち向かっていたのがボルシアMGなのである。
2度の2部落ちを経験しバイエルン・ミュンヘンとは雲泥の差が開いた感はあるが、ブンデスリーガを盛り上げる意味でも奮闘してほしいと切に願う。
そんなクラブに今シーズンから日本人選手が在籍となればなおさら注目すべきクラブなのである。
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