vsレスター戦を3-0と快勝でCL出場圏内にまだ希望あり。
ニューカッスル、マンチェスター・ユナイテッドとの熾烈なCL争いは最後まで続きそうである。
一方イタリアではサンプドリアがぶっちぎりの最下位を行く。
ここまでのシーズンたったの3勝とかつての栄光は何処え。
衰退からみる今後のヨーロッパサッカーの行く末。
破竹の勢い、7連勝のリヴァプールは今現在ではプレミア最強
シーズン佳境を迎える今になって、とにかく強い。
もう少し早くにこの調子を取りも出していれば今頃優勝争いに加わることができたであろう。
選手層、予算規模を考慮すると来季のCL出場はマストでありEL出場も逃すとクロップ監督の解任路線となるであろう。
優勝争いはほぼ決着済みなのでプレミアリーグの見どころはCL出場権争いとなった。
サンプドリアはリーグ戦をぶっちぎりの最下位を行く
かつての名門クラブ、サンプドリアはここまで僅か3勝と最悪状態だ。
昨シーズンまで元日本代表のキャプテン吉田麻也選手も在籍していたので日本人には馴染みあるクラブであると思うが、かつては毎年のようにスクデット争いの一角としてセリエAに君臨していた時代を知らない方へ「UCサンプドリア」ついて軽く触れておきたい。
- 創設は1946年と戦後でイタリア国内では比較的新しいクラブ
- ジェノヴァをホームタウンとする
- 1990-91シーズンにセリエA優勝(国内カップ戦のコッパ・イタリアは4度優勝)
- 1989-90シーズンにはヨーロッパ3大カップの一つであるカップウィナーズカップ優勝
- かつてカズが所属していた本拠地が同じであるジェノアとはライバル関係
- 2003-04シーズンには柳沢敦選手も在籍していた
クラブの全盛時代は80年代後期から90年代中期にかけて
スクデット獲得は1回のみだが国内カップ戦を80年代中期から90年代中期にかけて獲得している実績を見るとやはりこの時期がクラブ栄光の歴史といったところか。
筆者がヨーロッパサッカー(とりわけイタリアのセリエA)を夢中になって見ていた頃なので「サンプドリア=強豪チーム」のイメージが強い。
選手も現イタリア代表監督のマンチーニ、ヴィアリを攻撃の中心にイタリア代表選手が何人もいたクラブなのでちょっと今シーズンの結果は残念だ。
ボスマン判決以降、ヨーロッパ各国のクラブチームでは金満メガクラブ(マンチェスター・シティ、ニューカッスル、チェルシー、パリ・サンジェルマン)が打倒してきて古豪と呼ばれていたクラブが軒並み衰退の一途を辿っている顕著な例であろう。
かつて古豪と呼ばれたクラブは衰退し、金満メガクラブが幅を利かせる時代がくるか?
それでも今現在は何だかんだいって伝統的に強いビッグクラブが幅をきかしているが今シーズンのCLで仮にマンチェスター・シティが優勝することになるとまさに「金で勝利を買った」となる。
それでは本日はこれまで。
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