チャンピオンズリーグ準決勝第2戦の結果

海外サッカー

インテルが1-0でミランを撃沈でミラノダービーを制す。

一方のマンチェスター・シティvsレアル・マドリーは4-0でマンチェスター・シティの勝利で決勝進出。

ミラノダービーはダービーらしく2試合とも接戦だったが、マンチェスター・シティvsレアル・マドリーはまさかの大差で決着。

ミラノダービーは最後の最後まで接戦でダービーらしい試合展開

モウリーニョ政権だった2009-10シーズン以来の優勝を狙うインテルはセリエAこそスクデットを逃したものの、コッパ・イタリアとCLの2冠を狙える状態でシーズンを通して好調と言える。

がイタリア国内のリーグ戦終盤を迎えても2位以下4位以内のCL圏内争いは熾烈で連敗すれば一気に転げ落ちる可能性もある、緊張感の続く日々が待っている。

インテルはリーグ戦の残り3試合をすべて負けてしまえばEL出場も危ぶまれるスリリングな状態なので、仮にCL決勝で大敗すると連鎖反応で転げ落ちるかもしれない。

一方の負けたミランは来季のCL出場権確保に全力を注ぐべくリーグ戦に集中できるので(現在5位とまだチャンスは充分にある)気持ち的にはインテルよりも開き直れて残り試合いいゲーム内容が期待できそうだ。

上位クラブの顔ぶれを見ると今のイタリアサッカーは団栗の背比べ状態で見ている方は面白い。

近未来、再びイタリアサッカーがヨーロッパの盟主となる時代がやってくる日もそう遠くはないような気がする。

EL準決勝でも4チーム中2クラブがイタリア勢である事を考慮するとあながち大げさな表現ではない。

レアル・マドリーの敗退は老舗ビッグクラブ時代の終焉を迎える?

一方のレアル・マドリーの大敗には正直驚いた。

ここまで差がつくとは思わなかった。

リーグ優勝を逃しているレアル・マドリーは来季に向けて大幅なテコ入れが必要であろう。

数年前あたりから選手寿命が伸びていることが叫ばれて久しいがそれでも長年チームを支えていたベンゼマ、モドリッチ、トニ・クロースといったベテラン勢が今季終了後チームを去る可能性は高い。

来シーズン開幕前のチーム再建に注目である。

勝ったマンチェスター・シティはリーグ優勝もほぼ間違いなし、CLとFAカップ合わせて3冠を狙える位置にいる。

プレミアリーグリーグ終盤戦の追い上げムードそのままにCL決勝進出&FAカップも無失点で決勝進出(相手はマンチェスター・ユナイテッド)なので今現在地球上で超絶好調クラブと見て差し支えないだろう。

レアル・マドリー相手に4-0という結果はまぐれでもなさそうだ。

CL決勝の地はイスタンブール

CL決勝の地、イスタンブールで思い出すのはカペッロvsクライフ時代のミランvsバルセロナ、ミランvsリバプールの試合だ。

どちらも得点がたくさん入ったゲームで印象に残っている。

イスタンブールという場所がそうさせるのかわからないが負けるのを恐れて後ろで守っての戦いではなく、両チームとも積極的な試合展開を期待したい。

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