この時期のヨーロッパサッカーシーンは移籍話で盛り上がるので日本人選手達の動向も気になる。
ヨーロッパでプレーする選手達すべてを網羅は厳しいので超極私的視点で記載してみました。
特に気になるニュースのみピックアップしてみました。
浦和の積極的な補強
昔からヨーロッパ帰りの選手達をこぞって獲得してきた過去があるだけに今夏の補強もそれほど驚く事例ではない。
過去で言えば高原直泰、酒井宏樹、槙野智章、小野伸二と元日本代表選手達を獲得し今年はバルセロナBから安部裕葵、トルコのアンタルヤスポルから中島翔哉を獲得した。
はっきり言って「他のクラブも浦和を見習え!」と叫びたくなる。
Jの各クラブのシーズン動向を見てみると積極的な補強という感じではない。
コロナ禍のせいもあってか経済的に苦しい台所事情にせよもっと国内選手で活発化されるべきである。
Jリーグ内を見回してみても最大かつ最も注目を浴びる補強と見ていいだろう。
後半戦の浦和はJリーグ、ルヴァンカップ、天皇杯とまだ可能性は残っているので楽しみだ。
鎌田大地の移籍先について
未だに決まらないのはさすがに遅すぎる。
プレシーズンマッチがヨーロッパ各国で始まりを見せる中、未だフリーのままというのは選手の立場からすると痛い話である。
ここまで契約できないでいる背景は、代理人による交渉が上手く行っていないという事に尽きる。
フリートランスファーなので移籍金は発生しないのにまだ決まらないのはおそらく年俸交渉に失敗しているという事であろう。
プレシーズンマッチに不参加だと仮に明日明後日もしくは今月末に移籍先が決まったとしても開幕スタメンを飾るのはほぼ無理であろう。
次の所属先クラブが開幕からの好調であればシーズン通してベンチスタートの可能性が高い。
なにせ移籍金0なので重宝されない。
鎌田大地の現状はタダで仕入れられ、手放すときはクラブとしては利益が出る状態だ。
ここまで長引くとどこのクラブに落ち着くか全く見当がつかないが、果たして結果はいかに。
横浜FMの藤田譲瑠チマがベルギーのシント・トロイデンへ完全移籍
私ピチーチ個人としてはちょっと残念な話である。
A代表の経験もある藤田がベルギーのシント・トロイデンに移籍したがもう1年か2年Jリーグでの実績を積んでからのヨーロッパ移籍でも遅くはなかったのではないか?
で、気になるのが移籍金である。
一体横浜FMはいくらで売却したのか?
こういった移籍話では付き物の話だが日本ではあまり聞かない。
Jの各クラブは選手の意志を尊重しすぎではないか?
高く売るという交渉をしていないような気がしてならない。
Jの各クラブが儲かるような状態にならないとアジアの中でも強くならない。
まとめ:移籍話一つ取ってみてもヨーロッパから遅れを取っている
各Jクラブが儲ける事を第一に考えてほしい
安く売ることはしないでほしいのである。
ヨーロッパの移籍市場と日本を比べてみて思ったことはこのままでは青田買いは続くと言う事。
こういった移籍話は結果的に日本サッカー界の強化にならないと思うのは筋違いなのか?
そんなこと思ってしまったのである。
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