現在は一時中断のJ1リーグ。
海外クラブの来日試合も気になるところだがここでは国内リーグ戦に焦点を当てる。
8/10(土)の北海道コンサドーレ札幌対アビスパ福岡を皮切りに再開するJ1リーグ。
開幕前に予想していた現在の順位はどうだろう?
優勝争いと降格争いがはっきりしてきたJ1。
監督解任や新戦力の補強などチェック。
町田ゼルビアの躍進
第24節を終えての現在の順位は下記の通り
チーム | 勝ち | 引き分け | 負け | 得失点 | 勝点 | |
1 | 町田 | 15 | 4 | 5 | +18 | 49 |
2 | G大阪 | 13 | 5 | 6 | +10 | 44 |
3 | 鹿島 | 13 | 5 | 6 | +9 | 44 |
4 | 神戸 | 12 | 6 | 6 | +16 | 42 |
5 | 広島 | 10 | 10 | 4 | +18 | 40 |
6 | C大阪 | 9 | 10 | 5 | +6 | 37 |
7 | FC東京 | 10 | 6 | 8 | +3 | 36 |
8 | 福岡 | 9 | 8 | 7 | +1 | 35 |
9 | 東京V | 8 | 10 | 6 | −4 | 34 |
10 | 浦和 | 9 | 6 | 9 | +5 | 33 |
11 | 横浜FM | 9 | 5 | 10 | 0 | 32 |
12 | 名古屋 | 9 | 4 | 11 | −2 | 31 |
13 | 柏 | 7 | 8 | 9 | −6 | 29 |
14 | 川崎 | 6 | 10 | 8 | 0 | 28 |
15 | 新潟 | 7 | 7 | 10 | −5 | 28 |
16 | 湘南 | 6 | 7 | 11 | −4 | 25 |
18 | 京都 | 6 | 7 | 11 | −16 | 25 |
19 | 鳥栖 | 7 | 2 | 15 | −13 | 23 |
20 | 札幌 | 3 | 6 | 15 | −26 | 15 |
やはり驚くのは町田ゼルビアの首位であろう。
少し気の早い話ではあるがJ1初参戦でのリーグ優勝は史上初の快挙。
2位との勝ち点差は5と残り14試合となり優勝候補最右翼と言える存在はまさにビッグサプライズ。
追い討ちをかけるべく今夏補強でポルトガル1部のカーザ・ピアから帰国した日本代表の相馬勇紀を獲得との事。
イングランド2部ブリストル・シティへ移籍決定した平河悠と藤尾翔太(パリ・オリンピック参戦中)の活躍次第では海外移籍も十分に考慮しての補強ということであろう。
優勝争いは現在首位の町田からG大阪、鹿島、神戸の勝ち点7差の上位4チームに絞られた。
降格争いは13位の柏以下が混沌としている
最下位の札幌はほぼJ2降格決定だろう。
現在ブッチ切りの最下位を独走中ではあるがいまだにペトロビッチ監督を解任しないのは不思議でならない。
札幌を除く13位の柏以下川崎、新潟、湘南、京都、鳥栖までは勝ち点差6の混戦である。
シーズン中の監督解任が海外リーグ(特にヨーロッパや南米)に比べて少ないのが日本のJリーグ。
解任について
今季のJ1リーグで最初の解任宣告をされたのは横浜FMのハリー・キューウェル。
現役時代はオーストラリア代表として2006年、2010年のW杯に出場、プレミアリーグのリーズ、リバプール、トルコのガラタサライと渡り歩きオーストラリア史上最高の名手と言われている人物ではあったが成績不振により解任となってしまった。
監督予備軍、監督候補生の元選手たちはたくさんいるので成績不振であればリーグ活性化のためにも未経験の新人監督を各クラブは招聘すべきである。
そのマリノスは西村拓真をセルヴェットFC(スイス)から復帰させて再起を図る。
リーグ優勝はほぼ絶望的となった今、ルヴァンカップと天皇杯に照準を合わせてタイトル奪取を誓う。
ヤン・マテウス、アンデルソン・ロペス、エウベルのブラジル人3トップはリーグ随一でベンチに控える左右ウイングの宮市、水沼に西村を加えた攻撃陣の選手層はリーグNo.1と言っても良い。
西村の復帰がチームの起爆剤となるか?
まとめ:国内選手の移籍、監督交代をもっと見たい
選手を高額で売りつつ(海外もしくは国内移籍させる)補強・再建を図り結果を求められるのがサッカー界の常識。
成績不振に陥った各クラブの動向があまり見えてこないのが今のJリーグ。
パリ・オリンピックで躍動する選手たちを見て国内Jリーグにももっとスポットライトを当ててほしいものである。
チームが不振に陥っている時こそファンはクラブの動向を気にするものである
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