女子サッカーW杯はベスト4が出揃った。
周知の通りなでしこジャパンはスウェーデンに1−2で敗北しベスト8どまりとなってしまった。
グループステージから5試合を見る限り将来は決して暗くなはいと見ている。
残念な結果に終わってしまったが全体的に内容そのものは良かった。
対スウェーデン戦について
日本 | スウェーデン | |
ボールポゼッション | 50% | 49% |
シュート数 | 11 | 15 |
枠内シュート | 3 | 6 |
枠外シュート | 6 | 5 |
コーナーキック | 4 | 3 |
ファウル | 7 | 11 |
オフサイド | 1 | 0 |
イエローカード | 1 | 0 |
スタッツをみても互角の戦いだったことが伺えるが、それでは敗因は何処かと言われればここというポイントもなかったように思う。
サッカーという競技は勝利する際は「監督采配で50%、選手個人の能力で30%、運で20%」と言われている。
VARが出てくるまでは運が30%占めると言われていたが今は20%程に低下したものと推測する。
あえて挙げるとするならば0−2からの状態でPK獲得も失敗してしまったことぐらいか。
87分に1点を返すが如何せん時間がなかった。
リードしてからのスウェーデンも特別果敢に攻める感じはなく1点取られてから意識か無意識か分からないが守り気味にプレーしていたので終盤プラスアディショナルタイムでは日本のほうが優勢だった。
ベスト4を見て思うこと
まずは優勝候補筆頭である国アメリカがいないのは少々驚きを持って伝えられていた。
スペイン、スウェーデン、オーストラリア、イングランドであるがいずれの国も初優勝となるので、これはこれで面白そうである。
ただ、残念なのがNHKでなでしこの試合は放送されていたが負けたということで今後放送予定はないということである。
大会直前までどこの局が放送するのか問題になっていたがサッカー好きとしてはできれば最後の最後まで女子サッカーW杯は見たいものである。
女子といえども4年に1度のW杯なので、もっと盛り上げてほしいと切に願うのである。
まとめ:なでしこジャパンの今後について
女子の場合、ワールドカップよりオリンピックのほうが重要かつ価値が高いと言われている。
ある意味1年後のパリ・オリンピックの前哨戦的な大会と見るメディア、ファンは多いだろう。
負けたスウェーデン戦以外の4試合は素晴らしく世界広しといえどもあそこまで見事なカウンターアタックからの得点(特にスペイン戦は見事だった)は男子サッカーを含めないのではないか。
池田監督も続投路線であるらしいので今大会の選手をベースに数人の入れ替えが今年から来年にかけて行われるであろう。
日本の男子サッカーよりもなでしこジャパンの方が世界的に見て評価が高いことが改めて認識された大会だったと思うのである。
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