死んでもなお生き続ける偉人
本日のサンスポ記事について。
うーん、日本では考えられない出来事であるがやっぱりペレは凄いの一言に尽きる。
死んでもなお生き続ける人ということか。
日本のサッカー界のみならずスポーツ界でもこういったキャンペーンというか形容詞扱いされる人はかつて存在しただろうか?
巷で聞くことはあっても辞書に掲載するとなると結構な大事でもちろん親族の許可などその他諸々の事情を考慮してのことであろう。
子供の頃、あるブラジル人がサッカーのうまい人のことを「ジーコみたい」とブラジル国内では言うと聞かされたが今回の件でもそういった類の出来事であろう。
流石に現役時代はわからないが昔の映像を見ても一際上手いことが目につく。
昔の釜本さんの引退試合を旧国立競技場で観戦する機会があり見に行ったが、その時が初めてペレのプレーを見た。
もちろんペレも引退しており現役バリバリのプレーではないが当時のマスコミが騒ぎ立てていたので子供心に「きっと凄い選手だったんだろうな」と思い観戦していた記憶がある。
ちなみにもうひとりゲストとして元西ドイツ代表で74年W杯優勝メンバーの一人であるオベラートも来日参加していた。
ペレは流石にサッカー知らなくても聞いたことはあるという人物だと思うが、実はオベラートもかなり凄い選手だった。
左利きのテクニシャンでドイツサッカー史上最高のレフティーと呼ばれている。
オベラートを語る上でどうしても外せない人といえばライバル関係にあったギュンター・ネッツアーだろう。
ネッツアーは後にレアル・マドリーに移籍し調子を落として代表のレギュラーポジションをオベラートに奪われる事になる。
今更ながら思い返すと「やっぱ釜本すげー」ということになる。
サッカー界では超有名人2人を呼ぶとは(もちろんそれなりのお金も払っているはず)、今現在で同様のことはプロ化の状態でもできないだろう。
釜本さんが亡くなったとしたらペレのように形容詞として辞書に載るだろうか?
たぶん載らないが何かしらの功績をたたえるようなことはするだろう。
仮にしなかったら日本のサッカー選手の地位が低いということの証明であろう。
世界的に見て釜本さんの才能は皆認めているし、インターネットがない時代でも日本のサッカー選手といえば釜本さんだった。
その次が奥寺さんといったところか。
今日のスポニチを読んで、釜本さんのことがすぐに思い出してしまった。
現時点で日本におけるペレ的存在は間違いなく釜本さんだろう。
そんな事を思う記事内容でした。
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