あまり嬉しくないニュースだ。
EL決勝で破れたローマサポーターの一部から嫌がらせを受けたらしい。
なんとも悲しいニュースだけに思わず記事にしてしまった。
その決勝で勝利したセビージャの生ける伝説、ヘスス・ナバスのスペイン代表復帰も気になるところ。
完全なる負けた矛先を主審にぶつけているだけ
主審はこの試合で13枚のイエローカードを出し、試合自体をコントロールできていたかは微妙なところだが問題は主審の家族にまで罵声を浴びせ被害が出た模様。
こんな事態が続くとそれこそ主審のいない試合が今後行われるかもしれない。
AIの進歩により今後レフリーなしの試合が当たり前の時代が来るかもしれない。
正直、それだとちょっと味気ないというかサッカーそのものがつまらなくなるような気がしてならない。
主審の誤審はもちろんあってはならないが、とは言うものの生身の人間であって間違いは起こるもの。
歴史を紐解けば1966年イングランドW杯での決勝戦でのハーストのゴールラインを割ったか割ってないか論争や1986年メキシコW杯のアルゼンチンvsイングランドのマラドーナ神の手ゴールなど、今後も語り継がれるであろう伝説となった試合もいくつもある。
主審がいなくなりAIの進歩により誤審が完全になくなるとサッカー界はどう変わっていくのか?それはそれで想像するとまた面白いかもしれないが、人間が行う競技を人間がさばく、コントロールすることは至極自然なことである。
ローマサポーターとしては決勝まで行って負けることは非常に残念なことではあるが負けた腹いせを主審に向ける行為のほうがもっと残念かつ悲しいニュースである。
日本では流石にこの手の問題は起きていないが、こんなことは真似する必要がないことである。
かつてイングランドでフーリガンと呼ばれていた猛者たちは現在ではほぼ壊滅状態であるが、日本語で言うところのいわゆる「逆ギレ」行為はしばしば起こっている感じだ。
ヘスス・ナバス代表復帰ニュースに見る大迫の存在
そう、EL決勝でも出場したヘスス・ナバスが活躍が認められて代表に再度呼ばれたことがニュース記事になっていた。
年齢は37歳での代表復帰は大いに注目であるが、活躍すれば誰でも門戸は開かれているということが選手たちにとってどれほどモチベーションになるか。
現在日本のJ1で得点ランクトップに位置しているのは神戸の大迫だ。
今回のキリンカップのメンバー外である。
ヘスス・ナバスの招集を見て真っ先に大迫を思い浮かべてしまった。
年齢的に3年後はキツイから選ばなかったのだろうか?
日本代表は海外組もいいが招集時にJ1で活躍している選手達も1/3程度は選ぶべきだと思う。
ヘスス・ナバスの代表復帰のニュースを目にして日本に置き換えてみると少し残念に思った。
大迫に限らずベテランと呼ばれている選手達の奮起を期待したい。
コメント