CL準決勝1stレグを終えて

海外サッカー

ヨーロッパサッカーシーンは佳境を迎えている。

各国のリーグチャンピオンがもう少しで決まる時期であるが並行して行われているCLがいよいよ準決勝なので注目度はこちらになる。

そして、消化試合の少ない浦和が鳥栖と対戦し0−2の敗戦。

Jリーグ史上初の4冠を目指す浦和としては勝利はともかくホームだっただけに最低でも勝ち点1の引き分けがほしかったところ。

CLのレアル・マドリーVSマンチェスター・シティはやはりハイレベルな好ゲームを展開。

世界最高峰の戦いと位置づけるのもうなずける。

毎年思うことではあるがCL準決勝が試合内容も展開も一番面白い。

決勝は一発勝負でお互い緊張して固くなりがちで内容そのものは凡戦傾向にある。

下馬評ではマンチェスター・シティが上だったが…

レアル・マドリーのホームで迎えた準決勝1stレグは引き分けに終わったが、従来で行くと第2戦をホームで戦うマンチェスター・シティ有利と言いたいところだが今年からアウェーゴールルールが撤廃され有利とはいかなくなった。

以前のブログにも書いたがサッカーの試合で両ゴールキーパーが好セーブを連発するとゲームがしまるというか点が入らない競技なのに妙に得した気分にさせてくれる。

そう思わせてくれるぐらい両ゴールキーパーが素晴らしかった。

試合そのものは1−1でレアル・マドリーのヴィニシウスとマンチェスター・シティのデ・ブライネのゴールもファインゴールでJリーグではなかなかお目にかかれないゴールシーンだった。

内容そのものでいえば一番気になったのがマンチェスター・シティ監督のグアルディオラが一人も選手交代をしなかった点である。

毎試合ほぼ5人枠を90分で使い切る監督ではあるがなぜかこの試合に限っては一人も選手交代をしていない。

第2戦を踏まえての戦術であることは明らかだが、リーグ戦、FAカップと3冠奪取を目論みる計算としてであろうか?

一方のレアル・マドリー監督のアンチェロッティも3人しか交代枠を使っていない。

同点後しばらくしてからで81分、84分、87分とちょっと遅い交代で結局勝ちきれなかった。

いずれにせよ好ゲーム内容でもあったが次戦を考えさせれられる選手交代劇でもあった。

ミラノダービーは2−0でインテル勝利で第2戦はかなり有利に戦える

もう一方の準決勝1stレグはインテル勝利でしかも2点差というのはかなり有利である。

この両チームはライバル関係にあることは周知の事実であるがセリエAでも4位争いも繰り広げている。

スクデットはナポリで決まったので2位以下は勝ち点差3の中に3チームと混戦だ。

現在リーグ戦順位の5位ミランとしてはCLでも勝ち、リーグ戦の順位でも上を行きたいところなので今後の試合の戦い方・戦術は注目。

毎年思うのだがシーズン佳境を迎える時にタイトル奪取の可能性があるビッグクラブの監督采配はサッカーの戦術において最新トレンドということになるので日本人指導者たちの感想も聞いてみたい。

そしてインテルは国内カップ戦のコッパ・イタリアのタイトルも懸かっているだけに今後難しい場合が続くがそれでもやっぱり優先順位でいうとCLということになるであろう。

こちらは両チームとも選手交代枠をフルに5人使い切っている。

なので尚更第2戦のレアル・マドリーVSマンチェスター・シティの両監督の選手交代枠についての判断が気になるところだ。

浦和が疲れ気味?あっけなく0−2で鳥栖に敗戦

気になったといえばやはり国内のJリーグで浦和がホームで敗戦したこともそうだがそれ以上に驚いたのがゴール裏に陣取るサポーターの皆様が優しかったこと。

選手達は試合後ホーム・アウェー関わらずサポーターの皆様に挨拶に行くのが一般的だがそこでの浦和サポーターが拍手で迎い入れていた光景である。

浦和サポーターといえば選手に対して一番厳しいイメージだがACLを制覇した事と関係しているのか、とりあえず今夜はお疲れさまでした的なほんわかしたムードに包まれていた。

選手にとって敗戦後の挨拶ほど嫌なものはなし、特に浦和の場合は殺伐とした雰囲気だったと記憶している。

コロナ禍で声出し禁止期間があったにせよ時代は変わったなあと思わずにはいられない光景でした。

試合そのものよりサポーターの反応のほうが気になったことでした。

それではまた。

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