ドイツ国内リーグで11連覇達成のバイエルンがプレシーズンマッチの為、来日し川崎Fと対戦し1−0で勝利した。
現在国内リーグでは無敵を誇るバイエルンの強さとはどこにあるのか?
世界広しといえども11連覇はなかなかお目にかかれない。
バイエルンの強さとは
先シーズンの国内リーグはもう駄目かと思われたが最終節で首位のドルトムントがコケてしまい棚からぼた餅状態で見事逆転リーグ制覇は記憶に新しい。
運も味方につけたとはいえやはり脅威と言わざるを得ない。
加えてクラブ経営でも一度も負債を抱えたことがない健全経営が世界的にも評価されている。
強くて黒字経営で人気実力も兼ね備えたドイツが世界に誇るビッグクラブと言っていいだろう。
歴代の選手も含め多くのドイツ代表選手を抱えているドイツ国内NO.1のクラブである。
昔から育成年代には特に強化しており自前で選手を育てて主力選手にする、もしくは高く売るというクラブ運営の模範的な理想を追求し続けている。
川崎Fの戦いぶり
シーズン真っ只中のトップコンディションにも関わらず負けてしまいさぞかし残念でならないだろう。
一方のバイエルンは時差ボケ&高温多湿でシーズン前で調整試合にもかかわらず結果的に勝敗関係ないとはいえ勝利をおさめるところはさすがの一言である。
川崎Fの見方を総括すると内容的には結構いい試合だったのではないか?
ノイアー、ミュラーといった主力は怪我のため来日しないチームでベストメンバーではないが惜しいチャンスは何度か演出できていたのでJリーグ後半戦の戦いに良い影響が出るのではないか?
ここ6、7シーズンは常に優勝争いを演じ、カップ戦でも結果を残してきた内容と結果が伴っている好チームであるだけに今シーズンの開幕してからの停滞ぶりには少し寂しさを覚えてものだ。
このバイエルンとの一戦で後半戦の怒涛の巻き返しに期待できそうな内容だったのでJリーグが活気づきそうである。
9月の代表戦について
少し気が早いがバイエルンの来日メンバーから何人が9月の日本戦に選ばれるか?
怪我さえなければバイエルンのスタメン選手(外国人選手を除く)ほぼ全員が選ばれる可能性が高い。
一方の川崎Fから何人選ばれるか分からないが現在の順位であると一人も選ばれないであろう。
ドイツでの親善試合ということでヨーロッパ組中心のチーム構成となると思うがリーグ戦上位チームからも何人かは選ばれてほしいと思う。
川崎F対バイエルンとの親善試合を見て「日本VSドイツ」の試合を想像しながら見てしまった。
まとめ:昔からブンデスリーガはバイエルン1強
私ピチーチの子供の頃はもとより70年代よりもっと前のブンデスリーガ創成期からバイエルン1強なのである。
スペインのバルセロナVSレアル・マドリーやイタリアのユベントスVSインテル、マンチェスター・ユナイテッドVSリヴァプールなど1強の国はない。
ドイツだけ独自の路線をひた走っている感じはするが、それでもブンデスリーガ独自の魅力というものが必ず存在する。
1強リーグならではの見方を模索するのもこれまたサッカーの魅力と言っていいだろう。
コメント