上田綺世、フェイエノールト移籍について

海外サッカー

オランダエールディビジ開幕試合のフォルトゥナ・シッタート戦では後半76分から新天地デビューを飾ったがスコアレスドローに終わった。

オランダを代表する超名門3大クラブの1つ(残り2つはアヤックスとPSVアイントホーフェン)であるフェイエノールト移籍についてもう少し騒いでもらいのでブログに掲載することにした。

かつては小倉隆史(出場機会を求めてすぐにエクセルシオールへレンタル)、小野伸二や宮市亮が在籍していたクラブで日本人には馴染みあるクラブであるが如何せん報道の扱いが低いのが不思議。

フェイエノールトについて

・1908年創設でロッテルダムに本拠地を置くクラブ

・ホームスタジアムは通称デ・カイプと呼ばれているスタディオンフェイエノールト

・チームカラーは伝統的に赤と白のユニフォームを着用

・オランダの伝統的トップ3の一つアヤックスとの対戦は国を挙げてのダービーマッチ(デ・クラシケルと呼ばれている)は世界的にも注目されている

これまでの主なタイトル獲得について

国内タイトル

・エールディビジ:11回(日本のJ1リーグに相当)

1960-61, 1961-62, 1964-65, 1968-69, 1970-71, 1973-74, 1983-84, 1992-93, 1998-99, 2016-17, 2022-23

・KNVBカップ:13回(日本で例えると「天皇杯」にあたる国内カップ戦)

1929-30, 1934-35, 1964-65, 1968-69, 1979-80, 1983-84, 1990-91, 1991-92, 1993-94, 1994-95, 2007-08, 2015-16, 2017-18

・ヨハン・クライフ・スハール:4回(前年度のリーグ覇者とカップ戦覇者との対戦。日本で例えると開幕前のゼロックス・スーパーカップにあたる)

1991, 1999, 2017, 2018

国際タイトル

・インターコンチネンタルカップ:1回(昔のトヨタカップに相当) 1970

・UEFAチャンピオンズカップ:1回(現在のチャンピオンズリーグ) 1969-70

・UEFAカップ(現在のユーロリーグに相当) 1973-74,2001-02

アマチュア・アカデミー・パートナー

・同国のSBVエクセルシオール(元提携クラブ) *小倉隆史がかつてレンタルされたクラブ

・ブラジルのアメリカ・ベロ・オリゾンテ

・ガーナのフェイエノールト・アカデミー

・南アフリカのスーパースポーツ・ユナイテッド

・日本の浦和レッズ

いちサッカーファン
いちサッカーファン

うん、こうやって見るとやっぱりオランダを代表するクラブであることは間違いないね。世界中の国々とのアカデミー提携をしているのがよく分かる。

上田綺世に期待すること

ズバリ、ゴール量産しかない。

FW登録である以上やっぱりゴール量産が求められるし昨シーズンのベルギーでの活躍を見ての契約だと思うのではっきりとした形でチームの勝利に貢献してほしい。

フェイエノールトはあくまでもステップと捉えていると思うので今シーズン、来シーズンの出来不出来でビッグクラブへ移籍できるかどうかにかかっている。

代表での定位置確保のためにも相当な覚悟で臨んでいることであろう。

今、人生の岐路に立っている上田綺世がヨーロッパで最も注目すべき日本人選手ではないかと思う。

昨シーズンのエールディヴィジのチャンピオン移籍なのに扱いが小さいのがちょっと残念である。

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