スーパーカップの勝者マリノス側の立場からすると開幕前の戦いとしては上出来ではないか。
マスカット監督の昨年同様試合で色々な事をトライしながらシーズンを戦っていく姿勢が垣間見えた
内容だった。先を見据えての戦い方は相変わらずで好感が持てるし何より選手、サポーターの信頼を得
れるベストなチーム作りだと思う。
一方のヴァンフォーレ甲府も良くもなく悪くもない感じだ。負けたからダメというのはナンセンスで
昨年よりは良い順位になる予感はする。J1以上にJ2のほうが混戦なのでJ1復帰は現実的な目標だろう
と思う。
試合そのものはいいところ、悪いところありきで昨年同様戦いながら修正していく感じ。
これといって目立った補強がないのが気掛かりだが、マリノスに限らず他チームもこれといった補強が
ない状態でJリーグ全体見渡しても何かパッとしない印象だ。
「大丈夫か!Jリーグ!?」と叫びたくなる。
コロナ禍で日本経済ひいては世界経済も下火なのはわかるけど昨年のW杯であれだけ盛り上が
ったのだから何かもうちょっとネームバリューのある外国人選手の補強が見たかったというのが
私ピチーチの開幕前の感想ですね。
とは言うものの気になったのが香川真司選手のセレッソ大阪復帰のニュース。久しぶりのJリーグでの
プレーはやっぱり注目だが、リーグ全体として目立った話題はこれだけなのがちょっと寂しい。
う~ん(-_-;)Jリーグもっと魅力あるリーグであることを世界にアピールしていかないと世界との差は
縮まらない気がする。代表選手の多くはヨーロッパ組で占められている今日このごろではあるが、
やっぱり自国のリーグ最優先で強化していかないとこの国のフットボール文化は衰退していく。
協会も真剣に考えていると思うが、協会だけでなく、各種スポンサー、ファン、メディア、レフリー
と色々な方々の意見交換はもちろん国内だけでなくアジア全体で強く連携していかなといつまでも
南米・ヨーロッパに追いつき追い越せないだろう。もっと、アジアの選手が集まるリーグになれば
多種多様な選手達で構成されているチームは見ていて楽しい。
ヨーロッパ5大リーグ(イングランド・スペイン・ドイツ・イタリア・フランス)のチーム構成を
見てみると世界中から集まっているのがよく分かる。多種多様な多民族選手の集まりで自国の選手
割合は1チームでどれぐらいいるのかな?と思うチームもたくさん存在している。
なのでこれからのJリーグ各チームにはアジアの選手も何人か入って欲しいものだ。
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