昨日ホームでの札幌戦が日本でのラストマッチとなってしまったイニエスタ。
試合自体は1−1の引き分けで神戸でのラストマッチを勝利できなかったのは残念であろう。
で、気になるのが次の移籍先は何処かという話である。
アルゼンチンやタイからオファーが届いているようだが正式なサインはしていない状況だ。
そんな中で最有力とされているのがアメリカのインテル・マイアミらしい。
バルサ化が進むインテル・マイアミ
ご存知共同オーナーの一人であるD・ベッカムのインテル・マイアミである。
今夏、フリートランスファーでバルサからS・ブスケツを、パリ・サンジェルマンからメッシを獲得し次はJ・アルバをバルサから獲得しようとしている。
さらにイニエスタ加入となれば、これはもう完全にバルサ化といっていいだろう。
一時神戸がバルサ化を勧めている傾向があったが、インテル・マイアミも同様のことを試みているようだ。
イニエスタにとって年齢的なことも考慮すると、おそらく次のクラブで引退であろう。
Jリーグでイニエスタのプレーが見られなくなるのは残念だが、ここまでの大物外国人選手が今後日本にやってくる可能性はかなり低い。
めっきり日本経済が弱くなってしまい、円安も加速する状況で各Jクラブも資金がない状況だ。
悲しいかな、しばらくは大物外国人助っ人を獲得するJクラブはなさそうである。
J30年に見る「過去にJリーグでプレーした大物外国人選手達」
大物外国人選手と言っても好みはある為、ここでは世界的に見て知名度が高い選手達を記載してみた。
リネカー(元イングランド代表)、ジーコ、ドウンガ、ベベット、ジョルジーニョ、レオナルド(5人とも元ブラジル代表)、リトバルスキー、ブッフバルト、ポドルスキー(3人とも元ドイツ代表)、ラモン・ディアス(元アルゼンチン代表)、ラウドロップ(元デンマーク代表)、スキラッチ(元イタリア代表)、フォルラン(元ウルグアイ代表)、ストイチコフ(元ブルガリア代表)、D・ビジャ(元スペイン代表)
ざっと頭に思いついた名前を羅列してみたが、こうして振り返ってみると錚々たる選手達がいたことが懐かしく思う。
ワールトカップ得点王が3人(リネカー、スキラッチ、フォルラン)、ワールドカップ優勝経験者が7人(ドウンガ、ベベット、ジョルジーニョ、レオナルド、ポドルスキー、リトバルスキー、ブッフバルト)、バルセロナでプレー経験があるリネカー、ラウドロップ、ストイチコフ、D・ビジャ、とにかく経歴がすごい選手たちばかりだった。
まとめ:大物外国人選手を獲得もいいが外国人監督を育てる国になってほしい
なかなか大物外国人監督が来てくれそうにないが、無名の外国人監督をJリーグで育てて高く売ることに着目してもいいのではないかと思う。
過去30年Jリーグで評価を上げ海外(イングランド・プレミアリーグ)で成功を収めたのは元名古屋監督のA・ヴェンゲルぐらいであろう。
そこで期待・注目したいのが今夏トッテナムに招聘されたポステコグルー氏ではないか。
ご存知の通り元横浜FMでの指導経験がある為、セルティック監督時代は日本人選手達をこぞって獲得した経緯がある。
Jリーグやスコティッシュ・プレミアリーグでも結果を残し、イングランド・プレミアリーグの強豪トッテナムへステップアップした。
ポステコグルーの采配がプレミアではどんな結果になるか分からないが、なんだか誇らしい気持ちになったのと遠くの方に行ってしまった寂しさも感じる。
なので、これからのJリーグ各クラブには選手だけではなく監督も売るということに活路を見出してもいいのではないか?
イニエスタ退団とポステコグルー氏のトッテナム監督就任のニュースを見て思う今日このごろである。
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