優勝争いの行方は上位6チームで決まり?
神戸が好調を維持している。
日本におけるビッグクラブになりつつなる神戸だが「今シーズンついにJ1優勝できる」とは現時点では言い切れないが今シーズンが一番のチャンスかも知れない。
本日のVS鹿島戦でも5点取る快勝で、神戸ファンは待ちに待った瞬間が今シーズンは訪れるかもしれない。
昨シーズンチャンピオンの横浜FMも好調というわけではないが現在5位とまずまずの位置につけており勝ち点差5ということを見ても充分巻き返しができる射程距離圏内だ。
心配なのが川崎フロンターレだ。
今日も好調を維持している現在2位の名古屋に負けて現在は13位で最下位横浜FCと勝ち点差6とちょっと心配である。
2017年に川崎フロンターレの監督に就任して以来好成績を維持している鬼木監督は試合の内容も良く好印象なサッカーを展開しているが、かつてここまで順位を落としたことはないだろう。
おそらく現在日本人監督では実績はナンバーワンの監督だ。
将来のA代表監督候補であることには変わりないが今シーズンも優勝奪還はちょっと厳しそうだ。
ビッグクラブの定義とは?
ここでひとつビッグクラブの定義を検証してみよう。
そもそも海外におけるビッグクラブは(ことヨーロッパ)経済的に裕福で大都市もしくはそこそこ大きい都市を本拠地としており伝統的に強くクラブタイトル獲得数も多いクラブがビッグクラブとされている傾向だ。
2000年以降プレミアリーグのチェルシーを買収したロシアの大富豪アブラモビッチ氏の出現により巨万の富を有する金満ビッグクラブが目立つようになってきた(その後、アブラモビッチ氏は2022年5月にチェルシーを売却した)。
では日本ではどうだろうか?
Jリーグ誕生して30年、これといったビッグクラブが存在しないのが現状だ。
こればっかりは日本の経済も関係してくることなので海外の金満クラブのようにはいかないまでも、もうそろそろ日本のビッグクラブが出現してもいいのではないか?
金銭的に大金をはたいて戦力補強をここ数年実践しているが結果を見るとビッグクラブと呼ぶにふさわしいかといえばそこまででもない。
神戸が日本における真のビッグクラブの地位に上り詰めるかどうか、今シーズンで決まるような気がする。
それではまた。
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