浦和が調子を上げてきている。
アウエーの湘南ベルマーレ戦でも1−0と勝利し、4位をキープしている。
上位2クラブ(横浜FMと神戸)が負けてくれないと勝ち点差は縮まらないので優勝するには他力本願状態であるがチーム全体としてすこぶる調子が良さそうだ。
それにしてもカンテの決勝ゴールはまさにゴラッソで前節の名古屋戦同様、日本人選手ではなかなかお目にかかれないワントラップからのシュート&ゴールだった。
両チームのスタッツを見て思うこと
湘南 | 浦和 | |
ボールポゼッション | 48% | 51% |
シュート数 | 8 | 8 |
枠内シュート | 2 | 2 |
枠外シュート | 2 | 3 |
コーナーキック | 4 | 8 |
ファウル | 13 | 13 |
オフサイド | 1 | 1 |
イエローカード | 4 | 0 |
一言でいうと接戦である。
湘南としてはこういった接戦で勝ち点0はかなり痛い。
ゴールシーンでもわかるように完全に崩された形ではなくカンテの個人技による決勝ゴールだけにやられた感はゼロであろう。
相変わらず18位と最下位をゆく湘南の活路をどこに見出すのか山口監督の采配に注視していきたい。
残り9試合で何か思い切った策を講じないとこのままズルズル行きかねない。
唯一サポーターの拠り所&希望としては天皇杯のタイトルである。
ベスト4をかけて8/30に福岡と対戦するが勝ってリーグ戦の残留争いから抜け出すきっかけになれば幸いであろう。
浦和の今後について
ACLのグループステージとYBCルヴァンカップが来月から始まることもあってリーグ戦と並行して戦わなければならないので選手層の厚さでタイトル奪取が決まってくると言って良いだろう。
どれか一つを優先にするとすべてコケる可能性もあるのでここが難しいところ。
こういう場合監督はメディア取材に対しては大体「一戦必勝」と言いながらもいい意味で手を抜くところは手を抜く采配をするのでどこでするのか?
これこそ監督の腕の見せ所ではないか。
まとめ:優勝争いのクラブと残留争いのクラブの戦いは壮絶である
優勝争いを演じているクラブ同士の戦いも白熱し、残留争いクラブ同士の争いも熱戦が予想されるが今回のような優勝狙うクラブVS降格争いクラブとの対戦も大変興味深いのである。
どちらも超必死でスタッツから見てもほぼイーブンの熱戦なのがわかる。
この一戦だけを見ただけではこの順位差はしっくりこないであろうがこれもまたサッカーの面白いところ。
色々な見方、楽しみ方があって面白いのもサッカーの魅力である。
今節の最も面白そうな一戦をピックアップしてみました。
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