ヨーロッパサッカー5大リーグの1つフランスのリーグ・アンについて総括してみよう。
日本の報道を見ていると5大リーグの中でも一番地味な扱いでちょっと悲しい気持ちになる。
今現在リーグ・アンに所属する日本人選手の代表格といえば伊東純也と南野拓実であろう。
かつては中田浩二(なつかし~)や酒井宏樹などがマルセイユでプレーしていたので私ピチーチはフランスサッカー結構好きである。
今シーズンもパリ・サンジェルマンの1強
フランスサッカーのリーグ・アンを一言でいえばそうなる。
そういう意味ではドイツのブンデスリーガと構図は似ている。
トップ5は以下の通り
1 | PSG | 85pts |
2 | RCランス | 84pts |
3 | マルセイユ | 73pts |
4 | レンヌ | 68pts |
5 | リール | 67pts |
リーグ戦を13位で終えたトゥールーズは国内カップ戦(クープ・ドゥ・フランス)を制したのでEL出場の資格を得る結果となった。
注目は2位のRCランスである。
現フランス代表のラファエル・ヴァランがプロデビューしその後レアル・マドリー、マンチェスター・ユナイテッドとビッグクラブを渡り歩く選手を輩出したクラブである。
大変申し訳無いがRCランスについてはこれぐらいしか知識がなかった。
近年では一番の好成績ではないか?
おそらくCL出場は初であるので大いに盛り上がりそうである。
ビッククラブへの引き抜きはありそうだがCL本戦とリーグ・アンをどのように並行して戦っていくのか?クラブ史上初めてのことなので踏ん張る姿を見守っていきたい。
2022〜23 得点ランキング
1位 | K・エムバペ PSG | 29点 |
2位 | A・ラカゼット リヨン | 27点 |
3位 | J・デイビット リール | 24点 |
エムバペの得点王とアーセナルから今季リーグ・アンの古巣リヨンに復帰したラカゼットの活躍はある程度予想できたが、3位にランクインしたJ・デイビットって誰?という感じ。
ジョナサン・デイビットについて
- 2000年1月アメリカ生まれのカナダ人であるが両親はハイチ人(その後カナダに移民)
- ユース時代はカナダで過ごし2018年1月ベルギーのKAAヘント移籍で渡欧
- 2020年8月、リールに移籍
はっきり言って世界的には無名である。今季の活躍によってビッグクラブへの移籍も充分あり得る期待の若手と言っていいだろう。
来期の予想
メッシ、セルヒオ・ラモス、ネイマールの放出(おそらくプレミアリーグ移籍が濃厚)により来季は混戦が期待できそうだ。
2位のRCランスとの勝ち点差が僅か1ということからも近年のぶっちぎり優勝とはいかなそうだ。
個人的には上位の4クラブぐらいで優勝争いしてくれると見応え充分なのである。
まとめ:ヨーロッパ5大リーグの中では5番目のリーグ・アン
結果的にはそうなるが私ピチーチの超極私的見方を論ずれば今はイタリアとフランスのサッカーが注目である。
世間ではイングランドのプレミアリーグだ!スペインのリーガエスパニョーラだということかもしれないが新しいスター発掘という側面でいうとイタリアとフランスには注目である。
フランスA代表が現在では世界2位の国なので、その根底をなすリーグ戦を見るとフランスサッカーの強さみたいなものが垣間見える気がするので今後も注目に値するサッカー大国である。
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