7/23国立競技場で横浜FM対マンチェスター・シティ戦が行われ3−5でマンチェスター・シティの勝利に終わった。
先日の横浜FM対セルティック戦のような点の取り合いとなったがはっきり言ってゴールラッシュの試合は大好きである。
サッカーという競技は得点が生まれにくいので見ていて楽しい。
そう思った方も多いのではないか?
勝負関係なく両チームとも積極果敢に攻撃的にいった結果なので負けた横浜FMにも拍手を送りたい(無論、マンチェスター・シティの選手達がトップコンディションではなく全力のプレーではないにしてもである)。
マンチェスター・シティについて
ご存知の通り先シーズンのヨーロッパチャンピオンでいま世界で一番強いクラブと言っても過言ではないだろう。
今夏にセルティック、バイエルン・ミュンヘン、インテル、パリ・サンジェルマンとビッグクラブがやって来るが今最も旬で粋なクラブという意味では頭一つ抜けているのがマンチェスター・シティだ。
来日直後の記者会見でもマンチェスター・シティのグアルディオラ監督は怪我人を出さないことを最優先に上げているので内容も含めて良いテストマッチになったのではないか。
注目選手は全員と言いたいところだが、やはりノルウェー代表FWのハートランドではないか。
オーストリアのザルツブルク在籍時には現モナコの南野拓実と共にプレーしていたので日本人ファンにとっては結構馴染みの選手ではないか?
その後はドルトムントからマンチェスター・シティに移籍して今日に至る経緯を追ってみると南野拓実と比較するとハートランドのほうが確実にステップアップしている感は否めない。
来日直後で時差ボケ&高温多湿の中でも後半から2得点を記録するなど怪物ぶりを見事に発揮。
今季のバロンドール賞最有力とされているだけあってトップコンディションの横浜FM相手にも格の違いを見せつけた。
横浜FMのマスカット監督の采配
セルティック戦もそうだが今回のマンチェスター・シティとの親善試合でも結果を恐れず積極果敢に攻撃的な姿勢に共感を覚える。
敵将のグアルディオラ監督も試合後の会見で横浜FMを称賛していたが決して社交辞令ではない。
プロである以上、勝たなければいけないのは当然のこと
強くて面白いサッカーというのが一番の理想。その理想を追求しなくなった時が後退の始まりだ
横浜FMの前監督ポステコグルーしかり現監督のマスカットも良いサッカーを追求していると思う。
負けてなお拍手を送りたくなる横浜FMがJリーグでも好調を維持していることは今後の日本サッカー界にとって良いサンプルになればと切に願うことである。
願わくば優勝することが他のJクラブへの好影響を与えるのではないか?
Jリーグにもこんなに面白いサッカーをするクラブが存在するというアピールはできた。
この試合を振り返るとこうなる。
7/26のマンチェスター・シティVSバイエルン・ミュンヘンは必見
プレシーズンとはいえある意味頂上決戦を日本で見れるという機会はめったにないこと。
両クラブともシーズン前ではあるが世界中が注目する一戦と言ってもいいだろう。
見どころは世界的名手の集まりである両選手達の一つ一つのプレーではないか?
トラップ、キックの質、ゴールまでの崩しなどJリーグでは見れないプレーが随所に見られればと思うが正直を言えばプレシーズンということを考慮すると見られる確率は低いと思う。
ただ単に見るだけでも価値のある豪華絢爛の両チームであることは確かである。
まとめ:プレシーズンマッチの楽しみ方
1.新シーズンに向けて新戦力の顔ぶれをチェックすること
2.前シーズンでは行わなかった極端すぎるほどのフォーメーションや各選手のポジション配置転換など
見方は色々あって然るべきだが、初めて見る人達が退屈しない内容は求めたい。
なので得点シーンが多く生まれるゲームというのは総じて面白いと思うのである。
コメント