日本サッカー協会は11/8に2026W杯のアジア2次予選のメンバー26人を発表した。
怪我で戦線離脱中の板倉滉、旗手怜央、中村敬斗は選外となった。
復帰組は鎌田大地、堂安律でサプライズ選出は今回もなし。
ベースとなるメンバーのみを選出
GK | 前川黛也 | ヴィッセル神戸/日本 |
大迫敬介 | サンフレッチェ広島/日本 | |
鈴木彩艶 | シント・トロイデン/ベルギー | |
DF | 谷口彰悟 | アル・ラーヤン/カタール |
中山雄太 | ハダースフィールド/イングランド2部 | |
町田浩樹 | ユニオン・サン・ジロワーズ/ベルギー | |
毎熊晟矢 | セレッソ大阪/日本 | |
冨安健洋 | アーセナル/イングランド | |
伊藤洋輝 | シュトゥットガルト/ドイツ | |
菅原由勢 | AZ/オランダ | |
MF・FW | 遠藤航 | リヴァプール/イングランド |
伊東純也 | スタッド・ランス/フランス | |
浅野拓磨 | ボーフム/ドイツ | |
南野拓実 | モナコ/フランス | |
古橋亨梧 | セルティック/スコットランド | |
守田英正 | スポルティング/ポルトガル | |
川辺駿 | スタンダール・リエージュ/ベルギー | |
鎌田大地 | ラツィオ/イタリア | |
相馬勇紀 | カーザ・ピア/ポルトガル | |
三笘薫 | ブライトン/イングランド | |
前田大然 | セルティック/スコットランド | |
堂安律 | フライブルク/ドイツ | |
伊藤敦樹 | 浦和レッズ/日本 | |
上田綺世 | フェイエノールト/オランダ | |
田中碧 | デュッセルドルフ/ドイツ2部 | |
久保建英 | レアル・ソシエダ/スペイン |
今回の2試合ではホーム&アウエーとなるが相変わらず国内組は少なく僅か4名と寂しい。
選考基準を見直すべき
アジア枠の大幅拡大により予選敗退はほぼない。
言い換えれば日本ほどテストできる環境にある国はないので初招集実戦デビューをさせるための選手選考はされていないのが不思議でならない。
このメンバー全員が3年後のW杯を戦うとは思えないが、このうち少なくとも半分以上は本戦出場選手となると予想する。
来年のパリ世代も数人は候補に入っていると思われるが現時点ではまだ不透明な状態。
過去に期待の若手選手ほど想像以上に伸びしろはなくガッカリさせられた選手も多いのでここはやっぱりJ1で活躍している選手をテストすべきである。
残念なのがJ1で首位をゆく神戸からGK前川だけというところ。
現在J1で2位の横浜FMはリーグ戦と並行してACLのグループステージの最中の為、考慮して選考外にしたとしても神戸からは各ポジションから最低一人は選んでほしかった。
ヨーロッパ組も2次予選は休ませるべきで各クラブで絶対的な選手になるためにも代表招集は選手成長の足かせとなっている。
ヨーロッパ組との向き合い方
一口にヨーロッパといっても広くレベルも千差万別。
チャンピオンズリーグ、ユーロリーグ、ヨーロッパカンファレンスリーグと3つのヨーロッパカップ戦に出場している選手達は呼ぶ必要なし。
これこそ成長の場であり日本との往復距離を考慮すると各選手たちがコンディション不良になるのは当たり前の話。
監督は選手の力量をアップさせるための機会を奪ってはいけない。
ヨーロッパカップ戦に出場していない残りのヨーロッパ組をローテーションで時々選考し国内組と融合して国全体のレベルアップを図りながらアジア予選を戦っていくことが本番のW杯ベスト8が見えてくるのではないか?
選手選考に関して言えば
たくさんの選手たちを選考し使うことが選択肢を増やすことになる。
あくまでもアジア予選は本番のW杯のための準備段階であること。
フォーメーションの変更
森保ジャパンのフォーメーションは基本は4−2−3−1であるが格下相手となればそれこそトライしやすいので点差も考慮しつつ3−4−3や4−3−3など色々なバリエーションを見たいものだ。
非公開での練習では行っていると思われるが、親善試合でフォーメーション変更が見られたのは9月のアウエーでのドイツ戦において後半スタート時に三笘薫をウイングバックに配置転換し超守備的布陣を見てガッカリさせられたのは記憶に新しい。
もっと攻撃的布陣でのフォーメーションを期待したい。
色々な選手たちと色々なフォーメーションを組み合わせることで新たな発見があり、強豪国に番狂わせではなく計算して勝利し、今後も勝率を上げることができるのではないか?
まとめ:アジア予選は森保監督の力量を計る機会
選手のレベルはアジアの中ではトップクラスであろう。
ヨーロッパ各国リーグでも活躍している選手は本当に増えた。
そういった選手たちを上手く使いこなすことができるか?
これこそ監督の力量にかかっている。
何度も言うが現在のアジア枠は拡大のため、W杯本戦出場はほぼ間違いない状態。
このトライできる絶好の機会を有効活用しないと本戦でベスト8は厳しい。
今回選んだ選手たちでどのようなフォーメーションを試すのか注視したい。
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