若き日本代表、韓国を相手に3−0と快勝し連覇達成。
韓国に一人退場者が出たとはいえ、そのファウルで得たFKを直接ゴールで先制できたのは大きかった。
数的優位を活かしながらの追加点、アディショナルタイムでの3点目と危なげないゲームプランだったように思える。
この年代でアジア制覇できたことは選手たちにとって、今後大きなアドバンテージとなるであろう。
個々の技術力は各年代とも上がっている
U-20でもそうだが今回のU-17世代のプレーを見ていても「上手いなあ」と思わずにはいられない。
先制点のFKなどはその最たる例で、ボールの軌道はきれいなカーブをかけたJ1でも通用しそうなファインゴールをだった。
ダメ押し点となった3点目のゴールもトラップからのドリブル、ワンフェイントでDFとGKのタイミングを外してのシュート&ゴールも見事だった。
U-17ワールドカップではどうか?
アジアを制したとはいえ本番はやはりU-17W杯であろう。
選手達もそう思っているし、アジアで通用したことが世界大会ではどれだけ通用するのか楽しみであると同時に、この中から次のU-20日本代表、はたまた飛び級で来年のパリ・オリンピックのメンバーに名を連ねるか?
短期間でどれだけ成長できるか?
何度も言っているがアンダーカテゴリーで大切なのは勝ちにこだわるよりも選手一人一人の成長である。
若い世代らしくフェアプレー精神を全面に出し正々堂々と挑んでほしいのである。
あくまでもU-17W杯は通過点という認識の選手達はどれだけいるか分からないが、この中からA代表まで駆け上がる選手達を見てみたい。
無論これは日本の選手達に限った話ではなく、U-17W杯に参加するすべての国に言えることでサッカー観戦の一つの楽しみ方を言っているのである。
まとめ:アンダーカテゴリーでの成果はA代表に反映されない傾向がある
日本サッカー界の永遠のテーマではないか。
アンダーカテゴリーではそこそこ良い勝負をしていても年代が上がってくると差が拡がっているように思うのは私ピチーチだけではないと思うのである。
なぜ世界の強豪国には勝てないのか?
昨年のカタールW杯のドイツ戦、スペイン戦がマグレではなく、計算された勝利となるにはあと何年かかるのかな?
そんなこと思いながらのU-17サッカーアジアカップ決勝を終えて思うのである。
それではまた。
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