横浜FMと川崎の一戦は白熱した好ゲームだった。
0−1とホームで負けた横浜FMにとっては今シーズン初の連敗(天皇杯で町田に負けたので)。
しかしながら内容自体はそう悪くなかった。
近年は両チームとも勝っても負けてもサイドアタック攻撃を全面に押し出し、ピッチを広く使う見ていても楽しいゲーム内容を見せてくれる。
試合には負けたがそれほど引きずる内容ではなかった
試合終了間際のゴールは見事!やはりゴールはサイド攻撃から生まれやすい
横浜FMに勝利した川崎はここで一気に上位クラブに食い込めるか?
天皇杯を勝利後のJリーグ再開で首位横浜FMの勝利は選手達・川崎ファンにとてもかなりモチベーションが上がったのではないか?
マスカット監督、鬼木監督のブレない信念を感じる試合だった。
7/22に予定されている未消化試合のアウエー神戸戦に勝てば優勝争いが混沌としてくる。
川崎はここにきて調子を上げてきているが開幕からのスタートダッシュは完全に失敗に終わり苦戦続きだった。
ここ6シーズンは横浜FMと川崎が日本サッカーをひっぱてきたクラブと言えよう。
結果も内容も他のクラブを凌駕していた感あるだけに序盤戦の川崎の墜落ぶりには一抹の寂しさを感じたものだ。
ここに来て上がり調子なので次節の結果によってはまだ優勝争いの可能性が出てくるかも。
横浜FMの次節がアウエーで浦和と対戦
横浜FMはこれからスコットランドのセルティックとイングランドのマンチェスター・シティとの親善試合が組まれているため、約2週間の中断期間に入る。
Jリーグ戦は8/6なので休息を取りつつ親善試合におけるマスカット監督の手腕に注目である。
・この2試合の親善試合で登録選手すべて使い切りながら新しい布陣を試すか?
川崎戦でも相変わらず選手交代を使い切りながらやりくりするも敗戦してしまったが、選手層の暑さはリーグ随一と言っても過言ではない。
トップ下のレギュラー選手である西村欠場で迎えての一戦だったが戦力ダウンはないと見ていい。
この2試合の親善試合は興行的側面がメインとなるが現場の監督・コーチ陣にとっては勝敗関係なく怪我人を出さないで浦和戦に向けて立て直しの手応えを掴みたいところ。
仮に浦和に負けるとなると3連敗となり、ちょっと嫌な雰囲気となるであろう。
その他の注目対戦カードについて
上位対決で注目カードはC大阪VS浦和の対戦で2−0でC大阪の勝利。
優勝戦線にギリギリのラインで踏みとどまっているが厳しい状況は続く。
1試合消化が少ない神戸はホームで鳥栖に2−1と勝利し暫定ながら首位に返り咲いた。
で、その神戸は未消化試合を川崎と行う。
両クラブとも調子が上がってきており川崎が勝てば上位陣が混戦模様になるので見ている方は楽しい。
まとめ:天皇杯で負けたクラブはリーグ戦でも調子悪いのか?
勝っても負けても戦い方にブレがないかが大事!
ブレているとは?と聞かれれば戦術・布陣をコロコロと変えてしまう監督の考え方である。
負けが続くと監督は迷いが生じてその結果、選手・スタッフにも迷いが伝染する。
今季初の連敗を喫した横浜FMには今のところそのような兆候はない。
結果は負けたが内容としては良いサッカーができているので大失速はなさそうだ。
横浜FMはリーグ戦再開後の浦和戦にどのようなメンバーを選ぶのかが注目である。
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