ついに開幕したJリーグ。
長く続く円安もあり外国人選手のJリーグ移籍が活発ではない印象。
Jリーグのレベル向上には外国人選手は必須でJ2、J3からの国内選手だけでは単なる補強でリーグ全体のレベルアップにはならない。
代表ではアジアトップクラスであってもクラブチームではアジアでなかなか結果を出せない苦戦する理由の一つでもある。
一時の中国のスター選手爆買いや昨年あたりからのサウジアラビアのスター選手爆買いを今の日本経済状況で目の当たりにすることは難しそう。
Jリーグ発足当初のジーコ、リトバルスキー、リネカー、ラモン・ディアスなど世界的名手がゴロゴロいた頃が懐かしい。
そんな思いを抱きつつJリーグの魅力とは何かを模索し続ける
32年目の今シーズンも第2節を終えて思うことはこれほど優勝予想しづらいリーグも珍しい。
いちファンとしてはとにかく点がたくさん入る面白いゲームが見たい。
今後も私ピチーチが独断と偏見で面白いゲームをピックアップできればと思う。
第2節の川崎F対J磐田は4−5でアウエーの磐田勝利
壮絶な打ち合いとはまさにこの試合で、大量点だと試合内容そのものが大味だとかいう人もいるが得点があまり入らないサッカーという競技においては合計9ゴールは稀なケースである。
初めてJリーグ観戦に訪れたファンはこの試合でサッカーと言う競技に興味を持ったのではないか?
大量点の試合は今後も随時取り上げていきたい。
ファインゴールでいえば開幕戦の東京V対横浜FMのアディショナルタイムに生まれた横浜FMの松原のゴールは開幕試合の歴史に残るスーパーなゴールであった。
雨の中、国立競技場に足を運んだマリノスサポーターはさぞ満足したであろう。
降格争いに注目
あくまでも予想であるが東京Vが筆頭のような気がする。
これといった目玉補強はなく戦力維持が精一杯の感じ。
かつてのチャンピオンは1年でJ2降格となる可能性は高いと見る。
日本代表選手たちで構成された魅力あふれるクラブにはもう戻れないのか?
開幕戦を国立競技場で観戦したオールドファンは思いを察する。
現日本代表選手が一人もいない。
J1新規参入クラブ、町田ゼルビアも注目
昨シーズンはJ2を圧倒的な強さで優勝を決めた町田ゼルビア。
シーズン中の天皇杯でも横浜FMを撃破するなどJ2では強さが際立っていた。
補強の目玉はやっぱり元日本代表選手でロシアW杯出場経験を持つ昌子源の加入であろう。
黒田監督の采配にも注目だが鹿島から移籍した昌子源の加入は大きい。
経験豊富な選手がこの新規参入クラブにどのような影響をもたらすか注目していきたい。
まとめ:今後の課題
最近ではJリーグにデビューする前からヨーロッパのクラブにタダ同然で青田買いをされているケースが増加傾向にある。
この大問題にただ指を加えて傍観しているようにしか見えない。
1シーズン制から秋春制(現行のヨーロッパ)に変更することで解消されるとは到底思えない。
高校サッカー部に所属する選手たちが次々と日本を離れている現状を協会はどう思っているのか?
30年前には想像もしていなかったことが現実問題としてあるわけで明確な対策をきちんと提示すべきである。
魅力あるプロサッカーリーグの構築
これがない限り今後ジリ貧になっていくような気がしてならない。
いちサッカーファンとして不安な気持ちでJリーグを見てしまっている。
頑張れ!頼む!Jリーグ
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