現在の春秋制が終わる
そのむかし、JSL時代(日本サッカーリーグ)いわゆるノンプロ時代は秋スタートで翌年の春にリーグ戦が終わっていた。
Jリーグが誕生して早30年で大きな改革に踏み出すようだ。
ヨーロッパの各国リーグ戦に合わせるというのが真っ先に浮かぶが選手達にとって夏は高温多湿な為、体力消耗を抑え充分に休めるメリットはある。
一方で豪雪地帯での試合は可能であるのかといった問題も出てくるが温暖化の影響も相まって大丈夫と協会は思ったのだろうか?
各クラブも秋春制は同意しているということであるが、このままで行くとますます有望な日本人Jリーガーが海外移籍への助長となるのではないかと少し心配だ。
私ピチーチは海外移籍(ヨーロッパ各国)を否定している訳ではない。
海外移籍はおおいに賛成であるがJリーグで結果を残した者(実績がある人)が次のステップへと旅立つというのであればいい。
日本人である以上あくまでも基本はJリーグであるべきだと思う。
Jリーグを軽視する傾向にはどうかと思う
話は少しそれるがメジャーリーグで大活躍中の大谷選手も最初からメジャーリーグでという予定だったが日ハムが強行指名し当時監督の栗山さんが二刀流を提案して現在に至る経緯を振り返ると、物事の順序は大切であると思い知る。
仮に大谷選手が最初からアメリカに行っていたら二刀流は生まれていなかったかもしれないし今年のWBC優勝もなかったかもしれない。
なので現在高校生でプロ有望選手は海外移籍の前にJリーグでバリバリ活躍する事を第1目標として掲げてほしい。
そしてA代表で、W杯メンバーの選ばれて実際のピッチに立つというプロセスが一番無難だと思う。
かつての中田選手のようなプロセスを踏んでほしいと切に願う。
中田選手のような高校卒業後すぐにレギュラーとして定位置を確保できる選手はそういない。
なので海外移籍を目指すフォーマットとしては中田選手が見本となる気がする。
秋〜翌年の春シーズン開幕は諸事情が順調にいけば前倒しで行う可能性もあるということらしい。
Jリーグの各チームは選手のためを思い安く叩かれて移籍させているが手塩かけた有望な選手を高く売るという感覚を持って海外クラブと対等に交渉してほしい。
Jリーガーの年俸が一向に増えないとはよく聞く話だがこればっかりは日本の経済ともリンクしている話なので偉そうなことは言えないが子どもたちが夢を持てるようなJリーグであって欲しい。
秋春シーズン導入計画というニュースを目にしてこんなことを思いました。
それではまた。
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