{素人ながらに栗山監督の采配をチェックしてみよう}
私ピチーチが気になった采配といえばやはりというかメキシコ戦における9回裏の村上選手の打席である。仕事の都合上ラジオを聞きながら戦況を聞いていると、この状況では普通は送りバントと考えるのが野球の常識と捉えていた。
というよりまず、絶不調の村上選手にバントのうまい代打を送ると思いきや、まず代走で周東選手、そしてそのまま代打を送る事なく打たせてサヨナラ2塁打で日本の勝利。
限りなく博打的な采配で勝利を手繰り寄せた結果となった。
結果的に周東選手の代走も成功しすべてが上手く行った9回の裏だった。
{日本野球の常識とは?}
話を決勝に進めるとラジオ解説をしていた谷繁さんが言っていたのが9回表のアメリカの戦術面である。ノーアウト1塁という場面で「日本の野球だとまずは同点と考えるので送りバント」と言ったことを思い出した。
で結果はゲッツーであっという間に2アウトになって大谷選手VSマイク・トラウトという状況になり三振で日本の優勝に終わった。
うーん、百戦錬磨の谷繁さんは準決勝の日本の戦い方、決勝でのアメリカの戦い方をみてどう感じたのかぜひ聞いてみたいものだ。素人ながらに思うのである。
日本野球はある意味タブー戦術を行い上手く行ったわけで、私ピチーチが子供の頃の昭和時代の元監督達は今回の栗山監督采配をみてどう感じたのか?是が非でも聞いてみたものだ。
少なくとも大谷翔平選手が日ハムに入団した当時の他の監督達には二刀流でという発想はなかったと思う。で当時高校卒業後アメリカ行きを公言していた大谷翔平選手を強行指名して入団を口説き落とした結果、結構な勢いで叩かれたのを思い出す。
数年後、アメリカ行きを後押しして更に数年後はWBC優勝したというサクセスストーリーが完成。
日本のメディアはこれでもかといった具合に美談で報道していた。
仮に準決勝で村上選手が打てなかったらどうなっていただろうか?
村上選手と栗山監督は大げさではなく日本帰国もできなかったのではないか?と思わずにはいられない。
そんなことを時間の経過とともに思う今日このごろである。
それではまた。
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